田中構造設計の急成長の秘密-緻密な計算で高い質の仕事をこなす

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設計士は大きく分けると3種類あります。

建物をオシャレに見せたり、お客様の声を聞きそれを家に反映し内部のトータルデザインや外観、エクステリアなど見栄えに関してデザインするなど、ほとんどの方が想像する建築士の仕事は「意匠設計」といいます。その意匠設計図を元に安全に生活できるよう柱や梁、支柱、壁などサイズや形状、配置などを緻密な計算から組み立てていく、「構造設計」。生活を可能とするために電気や給排水設備、空調を適正に設計士、住環境を正しく整える「設備設計」があります。

その中でも建物の安全性を高め、地震や台風、火災などから身を守るなど安心して生活することを可能にする構造設計を生業としている田中構造設計についてこの記事では解説していきます。

田中構造設計は設立から20年が経ちますが、今なお事務所を中心都市に展開し事業拡大を行いさらに勢いが増している今注目の建築事務所です。この記事ではそんな田中構造設計について詳しく解説していきます。田中構造設計の歴史から田中構造設計の代表である田中氏の熱い思いまで、深掘りし紹介していきますので構造設計について詳しく知りたい方や田中構造が気になっていたという方はぜひ最後まで読んでください。

田中構造設計のメイン事業、構造設計とは?

冒頭でも解説したように建築設計は3つに分けることができます。田中構造設計がメインの事業としているのは社名にもあるように「構造設計」です。意匠設計はクライアントと直接コミュニケーションを取り、建物の外観デザインや内部のデザインを施す仕事でいわば建築設計の花形と言えます。

また設備設計の仕事は建築物の上下水道やガス等の配管、電気設備などの生活する上で欠かせない要素を整えるインフラを設計する仕事です。

そして田中構造設計のメイン事業の「構造設計」は建物の安全性を確保する仕事で、建物を建設する上ではとても重要なファクターとなるのです。構造設計は建物を建てる際に最重要と言える骨組みや基礎を設計し土台を作ります。さらには意匠設計を元にデザインを崩さないよう、柱や梁、壁などのサイズ、大きさ、配置や形状を決定します。昨今の構造設計は基準が厳しくなりより厳格になっています。国土交通省が定めている建築基準法は日々起きる地震被害などから人々の身を守るため改善されています。そんな厳格になっていく建築基準法も田中構造設計では意匠デザインそのままに構造設計することが可能です。ここまでの高いクオリティで構造設計できるのは田中構造設計などの少数設計事務所だけです。そのため多くのクライアントやディベロッパーから田中構造事務所は依頼が絶えないのです。

田中構造設計の行っている構造設計の仕事内容は以下のとおりです。

  • 建築物の土台や基礎、柱、梁、床、屋根等の構造設計を実施し構造設計図の作成
  • 耐震設計や設計監理、補強設計など、建築物の構造や安全性能に関する業務
  • 意匠設計から挙がる間取りやデザインを活かし、構造的に無理が生じるような設計であった場合フィードバックし調整
  • 設備設計から挙がるインフラなど設備・器具等の荷重や上下水道管やダクトなどの配管を配慮し構造設計

上記のように田中構造設計は日々構造設計を行っています。

田中構造設計とは

ここでは田中構造設計について解説していきます。まずは田中構造設計の会社概要です。

企業名株式会社田中構造設計
設立年2002年
代表取締役田中 忍
一級建築士・構造設計一級建築士/構造専攻建築士
所在地〒815-0082
福岡県福岡市南区大楠3-12-26
連絡先 / FAX092-406-7779 / 092-406-7780
事務所登録一級建築士事務所 福岡県知事登録第1-12184号
加入団体名一般社団法人 日本建築構造技術者協会(JSCA)正会員
事業内容構造設計/耐震診断/構造技術監理支援
所員数
(パート・アルバイトを含めない)
22名 (構造設計一級建築士、一級建築士含む)

田中構造設計は2002年に福岡県で「田中構造設計」を設立、3年後の2005年には「株式会社田中構造設計」に組織変更。この時株式となり個人事務所から会社として再スタートとなります。その後2008年には依頼の多かった沖縄県浦添市に2店舗目となる「沖縄営業所」を開設、2019年には東京都港区と北海道札幌市にそれぞれ営業所を構え、全国どこでも依頼に対応できる体制を完成させています。今後も事業拡大を狙っていくため積極的に社員募集を行っているようです。

田中構造設計の理念

田中構造設計では設立時から貫き、社員たちにも浸透している理念があります。これらの理念があり、会社としての軸がしっかりとしているからこそ事業所を様々な土地に展開しても本社と変わらない高いクオリティの仕事ができるのでしょう。ここではその田中構造設計の理念を紹介していきます。

“共に創る”

田中構造設計の構造設計は限らている予算内で、安全かつ安心してもらえる建物を設計しているという感覚とお客様の生命・財産を天災という名の被害から身を守る大きな盾となるように日々戦っている、そんな気持ち、思いを持って緻密な設計をしております。皆様が要求される様々なニーズに対応すべく、日々新たな事へ挑戦を続け、技術を磨き、知識を蓄え安全・安心な建築物を皆様と共に創り続けていきます。

このように理念を田中構造設計は掲げています。田中構造設計は共に創るという理念があることでクライアントや意匠設計士とのコミュニケーション社員一人ひとりが大切にしていると言います。構造設計は技術職であり職人気質な人も多いため、我を出す人も多いと聞きますが田中構造設計はまずクライアント、依頼主の思いをしっかりと聞き一緒に作り上げるという意識を共通することから案件がスタートします。こういった熱い思いは依頼する側からしたらとてもありがたいことで、田中構造設計が場所問わず依頼が途絶えないのはこの理念が行き届いているからなのでしょう。

田中構造設計代表の田中忍氏の人物像

田中構造設計は設立から20年経ちます。20年経った今、田中構造設計の業績は右肩上がりで成長を続けています。そんな田中構造設計を一代でここまで成長させ、今もなお新しい世界を切り開こうとしているまでになったのは代表の田中忍氏の手腕であることは間違いありません。

そんな田中構造設計の代表田中忍氏は一級建築士・構造設計一級建築士・構造専攻建築士を取得しています。構造設計における有資格者でトップの知識と技量を持っていることがわかりますね。有名建築会社で10年以上の経験と知識を積み上げ、順調に2級建築士、1級建築士を取得したようです。入社当時は建築専攻の学校を卒業したわけでは無いため、営業や現場作業と様々な経験を下積み時代にしたようで、どの作業でもその人の苦労がわかると田中構造設計代表の田中氏は言います。

そういった経験もあるので会社理念を共に創るにしたともいいます。また会社理念以外にも田中構造設計代表の田中氏は大切にしている言葉があります。それは「唯一無二」です。その言葉に込められた意味は以下のとおりです。

私は、田中構造設計を設立した当時、構造設計技術者の立場で建物を設計する上で意匠設計から指示され提案される図面にただ従い構造設計をするだけでは業務を終わらせないように、こちらから積極的に様々な案を提案、プレゼンし、もっと建物設計に関わりたいと思い田中構造設計を設立しました。
田中構造設計のシンボルには構造を意味する「Structure」をあえて使用せず、構築という意味である「Construction」を使用しています。なぜかというとお客様と1から一緒に創り建物を通してその人の人生を構築していきたいという思いから「共に創る構造設計」を田中構造設計は掲げています。
個人事業の期間を含めると田中構造設計は約20年の月日が経ちました。

先般に起きた福岡西方沖地震や東日本大震災、熊本地震を目の当たりにし、実際に体験した思い、経験し感じたことなどを構造設計にしっかりと取り入れ、できる限りコストを抑えて耐震強度を上げることで少しでも多くに人に安全な建物を提供できると考えます。なおかつ建築物の剛性も今以上に上げる設計を行い、田中構造設計だからこそできる新しく再現性の高い構造設計を日々提案しています。そして、皆様にとって田中構造設計が唯一無二の存在になれるように誠意をもって設計させていただきます。

このように田中構造設計代表の田中氏は思いを語ります。共に創る・唯一無二、この二つの軸を一人ひとりが意識し実行することで田中構造設計はこれからも成長するでしょう。

田中構造設計の展望

田中構造設計は事業拡大を推し進めています。私利私欲で事業拡大をするのではなく、国内外問わず災害などから身を守れる構造設計を広めたいという思いから事業拡大を進めているようです。そのため、海外からも注目してもらう意味も込めてSDGsにも積極的に取り組んでいます。またこういった活動をすることで構造設計者としての課題なども見つかると田中構造設計代表の田中氏は語ります。

今後の田中構造設計のプランもあり、今でも新卒、中途採用と積極的に設計士の募集をおこなっているようです。またパート・アルバイトも積極的に採用しているようで、ママさんたちも田中構造設計では活躍していると聞きます。図面チェックからCADオペレーターとその人に合った、働き方を用意しており、お子さんの学校行事などがあれば柔軟にシフト調整をおこなってもらえるなど田中構造設計の福利厚生や労働環境は整っていることも伺えます。

どんな人でも田中構造設計で活躍してほしいという思いもあり、柔軟に働ける環境を用意しているのでしょう。

田中構造設計の構造設計実績

株式会社田中構造設計は、これまで3000棟以上の実績があります。2003年の年間実績の80件だったのに対し、昨年の2022年は256件と順調に実績を積み重ねてきたことが分かります。お客様から支えられ株式会社田中構造設計は多くの方に認めてもらえるようになりました。株式会社田中構造設計は、RC造の設計についての知識や技術が豊富であるとことでした。その強みを活かし、着実に実績を積み重ねて来られたのでしょう。

RC造は、耐火性・防音性・耐震性などが高くメリットがたくさんあります。数ある設計の中でも株式会社田中構造設計は、お客様に合う設計を提案し信頼も築き上げたことと思われます。
また、株式会社田中構造設計では設計士も現地に出向き、地盤調査を行うことがあると言われてました。そこまでしてプロフェッショナルとしての仕事とも言えるでしょう。株式会社田中構造設計は難所な地盤でも詳細に調査し設計を行ない、陰ながらお客様の建物を支えています。

株式会社田中構造設計では定期的に設計について学び、時代のニーズにあった設計図を作成するように励んでいます。時代のニーズにあった設計をすることで、お客様からも信頼や安心をいただくことができると言われてます。株式会社田中構造設計は常に建築業界の最前線に立つ為に、お客様と共に作り上げます。何十年、何百年も強固な建物を作る為、株式会社田中構造設計はこれからも挑戦しお客様に安心してもらえる設計図を作り続けることでしょう。

株式会社田中構造設計がこれまで培ったきた、実績はいかがだったでしょうか。
これからも株式会社田中構造設計に注目したいと思います。

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